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保険料の額そのものに対する批判は分かるし、徴収を開始したり停めたりするのに何か月もかかるという部分は改善されるべきだ。
だが、「年金天引き」という手法自体が悪いという論理がどうにも分からない。
「年金天引き」が悪いのであれば、同じ徴収方法を採る介護保険に、もっと批判があってもよさそうなものだ。
そもそも「年金天引き」を誰が最初に立案したかといえば、↓この方である。
第136回国会厚生委員会第28号議事録
○菅国務大臣(当時の厚生労働大臣、現民主党代表代行)
国保制度は、私も、細かい数字は正確ではないかもしれませんが、当初は、例えば農家の方が相当加入していて、いわゆる高齢者あるいは職をもうリタイアした人という割合はそう高くなかったわけですが、今日の国保というのはある意味では高齢者、特にもうリタイアしたりして職を持たない方の加入が非常に多くを占めておりまして、そういう点からも保険者である自治体の皆さんに大変御苦労をおかけしている、あるいは今言われました未納等についても、職域の場合と違って地域ですので、自治体がその納入をお願いするのにこれも非常に苦労されている、そういういろいろな面でその御苦労が大変大きなものであるということは十分理解をいたしております。
そういう意味で、今、荒井委員御自身から言っていただきましたように、私は、今度の公的介護を導入するということは、全体として、まず、いわゆる高齢者にかかる医療費のある分野については介護とオーバーラップをしておりますので、そういうものについては介護の方が受け持つことになれば、国保財政に対してはどちらかといえば軽減の方向で影響するというふうに見ております。
また、未納の問題などについてもかなり具体的な手だてを今考えておりまして、そういう中では国保自体の未納も少し減るような方向でいろいろな施策を考えて提案をさせていただいております。そういうことを通して、国保と一緒に納入をお願いすることになる介護保険料の未納部分も少なくなると思いますし、高齢者の保険料についても実質的にはそう未納が多くならないでやれるような、例えば年金等からの天引きなど、そういうやり方で対応していくことによってできるのではないかと思っております。
で、件の菅民主党代表代行は山口2区補選にも応援に駆けつけている。
民主党はといえば、後期高齢者医療制度を「年金天引きぼったくり」と評し、制度廃止を公約に掲げている。
介護保険も年金天引きなのだが、こちらを問題視する政党は皆無である。
ついでにいえば、もうすぐ住民税の年金天引きがはじまるが、これも言及する政党は無い。
介護保険は良い年金天引きで、後期高齢者医療は悪い年金天引きなのだろうか?
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菅さんは覚えているだろうか
民主党は後期高齢者医療制度廃止法案を国会に提出した。民主党のホームページには次のように書かれている。 >4月1日から75歳以上の高齢者を対象に後期高齢者医療制度が始まりました。この制度は、保険料を年金から天引きする一方、高齢者が十分な医療を受けにく... READ MORE ...
from 霞が関で働く源太郎の日記 - 2008/05/25









COMMENTS
Hamras
#-
2008/05/12 | URL | EDIT
それにしても某政党の面の皮の厚さにはビックリですね。これで支持率上昇ですから世も末です。
なつれ
#QC0gMVdQ
2008/05/14 | URL | EDIT
議論がすりかわってますよね・・・・。
天引きが問題なのではなく、
本当にその金額を天引きするのが正当なのか、とか
その制度に将来性が見込めるのかどうかとか・・・
そういう論点だろう、と思ってしまいます><
きっと、一律窓口/銀行振込だったら、
『お年寄りに無理させて!!
年金から天引きすればいいんだ!』って意見出てきそうですよね。
(突然の書き込み失礼しました;)
現職公務員SE
#1tpQKjho
2008/05/16 | URL | EDIT
Hamrasさん、いつもお世話になってます。
なつれさん、はじめまして、コメントありがとうございます。
年金天引きへの批判については実際感情論が大半です。
冷静な批判としては
「納付書払いの場合は納付方法の相談等でやりくりの融通が利くが、年金天引きだと常に定額を引き落とされるから」
という話があります。
確かにそれはそのとおりなのかもしれませんが、
それは年金天引きを行う年金額の下限金額(18万円)の設定を見直せばよいだけであって、年金天引きを全否定することにはならないと思うんですよね。
ましてや介護を含めての話は皆無です。
どうにも後期高齢者医療制度を単に攻撃するがためのネタとしか思えませんね。