公務員叩きに物申す!−現職公務員の妄言 システム運用保守に、後期高齢者医療制度に、公務員叩き批判に、行政改革に、福祉行政に、ITに、WEB2.0に、SNS管理に、VBに、Scriptに、情報セキュリティに、IPネットワークに、SEOに、ほんの少し家族サービスなブログ。

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カテゴリーが見つかりません(ある地方公務員電算担当のナヤミ)

 alittlethingさんの記事でも言及されているが、現在「JapanBlogAward 2008」というものが開催されている。
 全容は公式サイトより協力企業である毎日jpの記事の方が分かりやすい。

ジャパン ブログ アワード(毎日jp)

「アクセス数だけを基準に表彰するのではなく、日々の生活の記録や情報の備忘録として純粋に個性あるブログを書き続けている人を発掘し、表彰することが目的。さらに、アワードを通じ、自分の意見や日常をブログで積極的に発信する人を増やし、日本の個人ブログを活性化させることを目指す。」

 要は雑草の中から一輪の花を見つけようという試みなのだろう。
 自分はこういう祭り事や新しい試みが大好きである。

 が、このJapanBlogAward、実際に参加してみて問題点を多く抱えていることが分かった。

 「問題点って、まだ開催中じゃん」
 と言われるかもしれないが、もうほとんど終わったようなものである。
 
 このイベントの趣旨から言えば、主催側のキモはいかに有象無象の個人ブロガー達を数多くエントリーさせるかにある。
 勝負は、事前広報から個人情報を送信させる二次選考までで、三次選考以降は大して重要ではない。

 残念ながら、現在の二次選考までの経緯を見るに、順風満帆とはとても言い難い。

 「自分にメリットが無い」「属すべきカテゴリーが無いのが誇り」と奥ゆかしくエントリーを控えたalittlethingさんに対し、
 何を隠そう、自分は(おこがましくも)自薦しており、しかも既に二次選考を通過してエントリーシートまで送信済みである(爆)

 「そんな立場、このタイミングでこんなこと書いていいのか?」と言う声も聞こえてきそうであるが、正直自分が選考に残ることには執着していない。

 三次は「エントリーシートの内容とブログの内容で事務局が選考」することとなっており、通過すればJapanBlogAwardの公式サイト上に掲載されて、一般投票の対象となる。
 万が一にも、こんな批評記事が書かれたブログを公式サイトに載せることはありえないから、確実に次で落選するだろう。
 だが、それで良い。

 誤解が無いようにまず言い置くが、自分はJapanBlogAwardに非常に好感を持っている。
 単発ではなく、是非次につなげてもらいたいし、この記事を受け入れ、改善につなげるだけの度量が事務局にはあると信じている。

 そのため、あえてエントリーシート送信後、選考の対象となってからこの記事を公開する次第だ。


1.エントリー方法

 まずエントリーからしてかなり敷居が高い。

 エントリーを行う際にはブログURLやメールアドレスを入力せねばならず、かつ情報送信後にスクリプトタグが表示され、それをブログに設置し(この段階では何も表示されない)、事務局がそれを確認後、エントリー完了のメールが送られる仕組みである。情報送信時には確認メールが来ない。

 情報送信時には確認メールが来ない。一応2回入力が要求される(と記憶している)のでメールアドレスの誤入力は少ないかも知れないが、
 問題なのは設置用のタグが、この申し込み時のただ1回しか表示されないことだ。うっかりして画面を閉じたらアウトである。
「そのうちタグの書かれた確認メールが来るだろう」とタカをくくって、エントリーできなかった方もいるのではなかろうか。

 ディフォルトのタグがscriptというのも問題である。
 FC2やNINJAのように「何でもありでカスタマイズ自在」というブログサービスばかりではない。
 とりわけ協賛会社にも名を連ねているgooブログは、scriptタグの利用はおろか、カスタマイズ自体に極めて大きな制約がある。
 scriptタグが使えない場合は代わりにimgタグが発行されるみたいであるが、この仕組みは不明瞭だ。(後半にエントリーしたものは、scriptとimgの両方が表示されたのかも知れない。スクリーンショットを取っておけば良かった)
 そしてタグの設置方法の案内も全く無い。

「Japan Blog Award 2008」のお知らせ(gooスタッフブログ)

 混乱しながらも公式で対応してくれたgooはまだいい。
 以下のブログのように、他の(協賛以外の)ブログサービスでは事務局に直談判しないとimgタグをもらえなかった可能性がある。

JapanBlogAwardにエントリー(かきなぐりプレス)
「Japan Blog Award 2008」(CHANNEL50%)

 タグさえ発行すれば誰でも設置できるというものでもないし、設置方法も各ブログサービスごとに異なる。
 全てを網羅しろとは言わないが、せめて協賛ブログ会社をはじめとした代表的なブログサービスぐらいは設置方法の案内をサイト内に載せておいても良かったのではなかろうか。


2.機能しない「他薦システム」

「Japan Blog Award」一次通過基準は?(CHANNEL50%)

 エントリーは他薦も可能となっているが、恐らくこれはほとんど成立していないと思われる。

 まず他薦のフォームが、必須入力項目ではないものの、推薦されるブログ管理人のメールアドレス(つまり、他人のメールアドレス)の入力を促す内容であるのには引いてしまう。

 確かに他薦であろうと、選考に通過すればメールを送信する必要がある。とりわけ二次選考後はエントリーシート入力を促す連絡を行なわなければならない。
 だが、仮に知っていたとしても、他人の(しかもネット上の付き合いという非常に微妙な相手の)メールアドレスを、勝手に第三者に公開する者はまずいないだろう。もちろん「他薦したいから、君のメールアドレスを第三者に教えていいですか?」と本人に了承を得る人もいないだろう。

 「他薦はメールフォーム等、明確な連絡手段を公開しているブログに限る」としておけば良かったに違いない。

 これ以降はあえて言及せずにおく。
 興味がある方は「他薦 japanblogaward」で検索してみていただきたい。


3.システム面

 scriptタグによるブログパーツの不具合が多い。
 ブログの表示に悪影響を及ぼすのは最悪だ。しっかりと事前検証をしていただきたい。

 あと、二次選考時のエントリーシートはちょっと気がかり。

【この部分3/6に追記修正】
 ふとエントリーシートのURLに目を移すと、個人ID代わりの「キー」がそこに含まれている。
 別にそれ自体は問題ないのだが、良く見てみるとこれはjapanblogawardのブログパーツ内に含まれる「キー」と全く同じである。
 で、RSSやブログ検索等で「二次選考通過しました!」と書いているブログや、あるいはたまたまブログパーツが貼り付けてあるを見かければ、その「キー」は容易に調べることができる。

 どういうことかというと、恐らく二次選考通過時のエントリーシートは、他人のなりすましが可能だ。(もちろん実行してはいない)
 japanblogawardの運営全体についてそうなのだが、参加者のアクションに対して確認メールというものが全く無い。
 本人がエントリーシートの記載を忘れていたら、「なりすまし」の送信が本物として受理されるだろうし、
 1つのキーに対して2つの異なる内容、ホストからの送信があった場合に、運営はどこまで対応するか?
 「二次選考通過おめでとうございます。ところでこちらにエントリーシートが2通来たんですけど、貴方は鈴木さんですか?それとも佐藤さんですか?」

 普通であれば、そんな確認は絶対しないだろう。
 何も言わず、その対象者を選考から落として終わりだ。なぜならば選考の中身(評点など)は公開されていないのだから。

 だから、このシステムでは二次選考通過の段階で、運営や他通過者の妨害が容易に可能ということだ。
【追記修正部分ここまで】

 ちゃんと対策が取られていれば問題ないのだが…


4.個人情報の取り扱い

Japan Blog Award 2008(笑)(量産型ブログ)
japanblogawardから…(Twitter a-park)

 個人情報の収集による事後の営業活動が目的なら、一次選考通過後などの早い段階で入力を求めるであろうし、「何が好き」「何に興味がある」といったマーケティング的な付加情報がないと大して価値も無く(さすがに7カテゴリーだけではねぇ…)、そもそもこんな大掛かりなことをする必要も無いわけで、

 と、ネタにマジレスはこれくらいにするが、

 さすがに自分も二次選考通過時のエントリーシートへの本名と住所の記入は(前述の話を除いても)しばし逡巡した。
 
 良かれ悪しかれ、匿名ゆえにアイデンティティを保てるブロガーは数多くいるわけで、彼らが本名や住所を第三者に知らせるのには非常に強い抵抗がある。

 気になったのは二次選考から三次選考までの流れである。

 JapanBlogAwardの個人情報の取り扱い目的「選考の結果通知」「お問い合わせに対する回答」「Japan Blog Awardのご案内」「協賛企業からの賞品の送付」とある。
 前三者はメールアドレス等で、最後が住所氏名のことであろう。

 また事務局からの「第二次選考結果のお知らせ」メールには、「最終選考の招待状送付などを行なうために個人情報をお伺いします」といった趣旨の記載があった。

 もし三次選考で落選した場合に、招待状も賞品も送ってこないのであれば(恐らくそうであろうが)、本名と住所は不要な情報である。

 ついでに言えば、エントリーシートには三次選考通過時に3月5日の表彰式への参加の可否を問う部分があった。
 ならば、「表彰式への参加=不可」「賞品の送付=望まない」とすることで、本名住所の記載を省くことが出来るオプションを設けるべきである。
 あるいはきっちり三次選考通過者のみ、本名と住所を記載させるようにすべきだろう。

 もちろん事務局側としては、スケジュール的な問題や「得体の知れないものを三次選考通過させるわけにはいかない」といった事情もあると想像できるが、
 もし本当にそうならば、そのように説明すべきだ。

 細かいことかもしれないが、警戒心の強いブロガー達の信頼を得るための努力を惜しむべきではない。


5.多数の「純粋な気持ちでブログを楽しんでいるブロガー」を拒む公式サイトTOPページ

 一番大きな問題点と思われること。最も改善すべきこと。

 JapanBlogAwardの公式サイトを見た最初の印象は、「とても品が良さそうな」とでも言えば良いか、
 ややコンテンツの少なさが気になったが、とにかくマイナスイメージは抱かなかった。
 同時に「雑草に相応しいTOPではないな」とも思った。

 ところが、ネット上では既に「フラッシュ!フラッシュ!」と騒ぎ立てているものが何人もいた。

 TOPがフラッシュごときでそんなに騒がなくとも、と思ったが、
 よくよく考えて見ればこの公式サイトのTOPページ、携帯を全て排除しているのである。

 「携帯ごとき」と侮るなかれ。
 総務省の情報通信白書を見ていただければ分かるが、インターネット接続人口はPCよりも携帯の方が多いのである。
 そしてこれから差は開く一方だろう。
 
 その中でブログをやっているものがどれだけいるかは分からないが、決して少なくは無い。

 自分もそんなに携帯世界に詳しい訳ではないが、質の低いアフィリエイトブログが氾濫するPC世界に比べ、携帯の方がより「純粋な気持ちでブログを楽しんでいるブロガー」の率は高いのではないか?

 現に自分の女房殿は、モブログしか行なわない。
 自分が利用しているFC2ブログも、協賛会社のブログサービスの多くも、モブログに対応している。

 もちろん、エントリーがタグ貼り付けとかいう時点で携帯が眼中に無いことは分かるが、「ブログを書いている人なら誰でも応募することが出来ます。」と書いてあるにもかかわらず、実際には少なくとも半数近く(あるいは半数より多いかもしれない)のブロガーが公式サイトにすら入れないのは、いかがなものだろうか。
 それともモブロガーはブロガーにあらずということなのだろうか。

 是非ともこれは事務局に考えていただきたい。


最後に.評価できる点

 ネット上の記載を見る限り、至らない点についてのクレームには迅速誠実に対応しているように見える。
 これは次につなげるために、とても大切な事だろう。

【この部分3/6に追記修正】

第24話 合格発表(官公庁ビックリバイト体験4コママンガ『すべては県民のために。これが県庁公務員』)

 最終選考に残った、きんとと〜さんのブログによれば、来年、JapanBlogAward 2009 が開かれるみたいである。
 運営上の問題点を見直して、是非続けていってもらいたいものだ。

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