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まず資格管理の画面展開に世帯という概念がない。
国保や老人保健の事務が、常に世帯単位で状況を把握しながら行わなければならないことは言うまでもないが、
それ故に、市町村の国保や老健システムは、世帯→個人という単位で画面が展開するものが多い。
たとえ検索画面からダイレクトに個人画面が展開する仕様であっても、容易に同一世帯員に遷移できる工夫がなされているのが普通だ。
これは後期高齢者医療制度においても同様であるが、ver1.0にはそうした工夫が一切ない。
世帯単位の画面は存在せず、個人画面が展開後、他の同一世帯員を表示させるためには、最初から検索を行わなければならない。
ならば、世帯番号で検索すれば…ということなるが、展開後の個人画面ではTABキーによる移動では世帯番号欄にカーソルがいかないうえ、右クリックも利かないため、操作する職員は、以下のような操作を頻繁に強いられることになる。
1.検索画面から個人画面を展開
2.個人画面にてマウス操作で世帯番号をドラッグ→ctrl+Cでコピー
3.検索画面に戻る
4.世帯番号をctrl+Vでペースト
5.他の同一世帯員の個人画面を展開
マウスとキーボードを交互に操作しなければならないわけで(以下省略)。
あと、マウスを操作しにくい障害を持った人とか、アクセシビリティ面でも(以下省略)。
更に言えば、個人単位の検索にも難がある。
前々から口を酸っぱくして訴えているが、フリガナに関する諸問題を放置し、統一基準や規格を作成することを避けているためだ。
フリガナは住所地特例対象者の名寄せでも大きな問題となっているが、むしろ台帳に登録された後の方がはるかに大きな障害となりうる。
現実問題、「ジョン スミス」をフリガナのみで確実に検索するためには、以下の4通りを試さなければいけない。
1.ジョン スミス(濁音1文字、拗音小文字)
2.ジヨン スミス(濁音1文字、拗音大文字)
3.シ゛ョン スミス(濁音2文字、拗音小文字)
4.シ゛ヨン スミス(濁音2文字、拗音大文字)
仮に生年月日と組み合わせて、ワイルドカード等の正規表現検索が可能としても(しかしながら、これは住基ネットで散々批判を浴びたことを忘れてはならない)、1文字目が濁音であれば2通り試さなければいけない。
暴論を言えば、検索に2倍の時間がかかる=人件費2倍である。
こんな状態でまともな事務が(以下省略)
ていうか、検索時に「゛」を入力しなければならないインターフェースって(以下省略)
真面目な話、各広域はこうしたフリガナの乱れや揺らぎを防ぐための対策を講じた方が良いだろう。
そんなに難しい話ではない。
市町村から提供のあった各種データにSQLをかけて、濁音2文字を1文字に、拗音や促音の小文字を大文字に置換するだけである。(あとはズとヅ、ヂとジ、オとヲなどの揺らぎをどう考えるか)
どこかのベンダが他に先んじてそういうモジュールを作れば、確実に全国の広域に売れるだろう(と煽っておく)。何しろ人件費2倍を防止できるのだから。
まあ、辛らつなことをいろいろ書いたが、ver1.0はα版という理解で、正式版では改良されていることを期待する。
気になる木さんは、現場の意見に真摯に耳を傾け、こうした細かい部分にも配慮していただきたいものである。
後期高齢者医療制度開始まであと211日!
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またまたまたフリガナの話
通りすがりのSEさんから、先日の記事に関してコメントをいただいた。 内容はともかく、こうしたコメントは大歓迎である。 役所の電算システム事情について、知っていただくきっかけにもなるだろう。http:/ READ MORE ...
from 公務員叩きに物申す!−現職公務員の妄言 - 2007/09/08









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