公務員叩きに物申す!-現職公務員の妄言 システム運用保守に、後期高齢者医療制度に、公務員叩き批判に、行政改革に、福祉行政に、ITに、WEB2.0に、SNS管理に、VBに、Scriptに、情報セキュリティに、IPネットワークに、SEOに、ほんの少し家族サービスなブログ。

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SNS会員の方々の異動を見ていると、

「広域連合」→「市町村後期高齢担当」

というのはまあ、順当だが、

「広域連合」→「市町村電算担当」
「市町村後期高齢担当」→「市町村電算担当」

という異動が実に多いのには驚きを禁じえない。

思えば、広域連合の業務は調整の連続である。
案外、電算担当との共通性が多いのかもしれないし、

あるいは、国保の広域化や介護との統合、
レセプトオンライン、社会保障カード、住基外録の統合、

こうした動きを見据えた人事なのかもしれない。

あるいは単純に、
「標準システム相手にしていたのなら、どんな無茶なプロジェクトでも、ありえない仕様変更でも、想像を絶する障害が起きても、大丈夫だろ」
と思われているだけかもしれない(爆)

というわけで、

てっきり異動がないと思って、ブログ記事まで書いてしまったお間抜けさんが、
ひょんなことから電算担当になってしまったので、
ブログタイトルを思いっきりそれらしく変えてみます!








ウソです!!
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先日、某所でSNS会員の方々の「卒業式」を行った。

早いもので、平成18年の夏から広域連合の立ち上げに携わった、いわばSNS一期生はもう3年目だ。
そろそろ世代交代の時期である。

初期のころ、ブログにコメントを書いていただいた方、
メールフォームから意見を投稿していただいた方、
資料と情報集めに奔走していただいた方、
SNS内に積極的に投稿し、大いに盛り上げていただいた方、

ヴァーチャルのつながりから始まった関係が、
いまや顔を突き合わせて、ブログ論や電算担当者論で時の経つのも忘れて語り合うほどになっている。

通常の生活をしていれば、近隣の役所の職員ですら知り合う機会はほとんどなかろうが、
幸か不幸か、この後期高齢者医療制度に携わったために、自分は非常に多くの、遠方の友人を得ることとなった。
とても不可思議な事である。

思い返せば、長かったのか短かったのか。

一年目は闇の中を手探りで進むようであった。
情報が枯渇し、五里霧中の中でわずかながらの明かりを灯そうと右往左往した。

二年目は檻の中で鎖につながれているようであった。
為さねばならぬことが山積していき、それを解く手がかりは全く与えられず、時間のみが悪戯に過ぎていった。

三年目は多くは語るまい。
制度開始に間に合わせるために奔走した先駆者たちは、泥棒や人殺し呼ばわりされ、全国で多くの担当者が心の病で舞台から去った。

毎日のように何か攻撃ネタはないかと、ニヤニヤうすら笑いを浮かべながら周囲を徘徊していた連中は、忘れたくても忘れられないが、
我々を散々なぶりものにしてくれた彼らが、いまや経済的に危機的状況らしい。

詳細については割愛するが、
公務員や医者や、その他顧客となりうる様々な業界を(一部捏造ややらせも織り交ぜて)散々たたき続ければ、購買層がいなくなるのは当たり前であるし、
日本はダメだ最悪だ、といい続ければ、景気が悪くなって企業が落とす広告費が減るのも目に見えている。
そして時代の変革から目を背け、「若者の活字離れが悪い」と自らの企業努力を放棄していれば、滅び行くのは中学生でも分かる話である。

噂によれば、今年の夏ぐらいに、まず変(この部分自粛)らしい。
まさに自業自得、溜飲が下がる思いではあるが、
彼らの凋落は旧世代、古い価値観の終焉を象徴するものであろう。

ある意味、後期高齢者医療制度には旧世代の矛盾が集約され、限界を露呈したともいえるが、
その屋代骨、インフラ部分を整備し支えてきたのはSNS会員の多くを占める団塊ジュニアの世代である。

受験戦争や能力主義を強いられ、雇用確保の犠牲となり、価値観は完膚なきまでに破壊否定され、そして福祉という名のもとに搾取され続け、
団塊世代とその上の世代から、凄惨なまでに虐待されつづけられている(現在進行形)我々、団塊ジュニアの世代である。

悲観しているわけではない。むしろ逆。
お気楽、無責任、右肩上がりの社会を安穏と謳歌してきた脆弱な世代とは、根本的に鍛え方がちがうのである。

この制度に関わってしまったがために、我々はボコボコにされたが、
そんなのものは慣れっこである。
我々の世代は生きながらに皆ボコボコであり、雑草のような生命力、うたれづよさを持っている。

しかも彼らは、各市町村の代表として、地方公共団体の立ち上げという、
一般人はおろか公務員であってもほとんど携わる機会のない偉業を成し遂げた面々である。

故郷に帰った後もその貴重な経験を活かし、どんな苦境も乗り越え、将来要職に付き、
いずれまた行政の大きな変革時に、より大きな表舞台で再びめぐり合うであろう事を確信する。

この縁、まさに値千金―
後期高齢者医療制度を卒業する彼らの前途に幸あらんことを。



さて、自分の卒業はいつかとなげき、団塊世代の上司に小突かれながら、黙々と書類の作成に勤しむのである。


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タグリスト: 後期高齢者医療制度, 広域連合, SNS,
1:現職@管理人:2008/09/20(土)
   後期高齢者医療制度、厚労相が「代替制度を検討」 (NIKKEI NET 9/19)
   ttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20080919AT3S1902K19092008.html
   
   どうやら敗戦のようですね。

2:市町村の名無しさん:2008/09/20(土)
   2げと

   ttp://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=113433
   ttp://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495080156&OBJCD=100495&GROUP=
   テスト飛行なしの特攻機とか、実現不可能な空手形とか、
   まあそろそろだとは思っていたが、

3:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   廃止キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
   マジですか、これ?
   システムとかどうするんだよ。

4:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   で、何か良い対案を出させるべくブロック会議が開かれるわけですね、
   分かります。

5:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   厚生労働省にとっては既定路線じゃね?
   これが国保の県単位の統合につながるんだよ。

6:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   >>5
   どうせまた、平成21年4月開始とかいうんだろ?

7:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   >長年の議論を経て
   >長年の議論を経て
   >長年の議論を経て
   >長年の議論を経て
   >長年の議論を経て
   >長年の議論を経て

8:市町村の名無しさん:2008/09/20(土)
   もう小手先の見直しじゃダメだと思ったんでしょ。

9:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   >(1)「75歳以上」など年齢で区分けしない
   >(3)世代間の反目を助長しない
   前期死亡フラグ

10:市町村の名無しさん:2008/09/20(土)
   いままで役所生活の中でモチベーションが下がることはいくらでもあったが、
   これ以上のものは一生無いだろうな。
   月曜日以降、住民への説明を考えると頭が痛い。
   しばらく、旅にでもいくかな。

11:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   >>10
   はげどー。鬱な土日になりそうだ。

12:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   >>6
   馬鹿いうな、無理に決まっているだろう。

   でも連中ならいいかねんな。
   また全国で担当職員とSEが死ぬのか。

13:市町村の名無しさん:2008/09/20(土)
   やっと終わったのか?
   終盤は、暴走する国とのがまん比べみたいなものだったな。

14:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   >>4
   当日会場に誰も来なかったら面白いなwww

15:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   >>14それいいな。
   全広域連合&都道府県が欠席したらどうよ?
   急な話と住民からの問い合わせ対応で予定が組めませんって言って。

16:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   奴さん、みのもんたの『サタズバ』に生出演してたぞ。
   どうやら、一党員としての意見らしく、総理には言ってないようだ
   なのに、麻生さんの意思確認はしているらしいw
   
17:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   マスコミの煽動に安易に動かされて思いつきでやるのはもう勘弁
   それに「修正」そのものに矛盾が生じることに気付いていないから…

18:市町村の名無しさん:2008/09/20(土)
   国は説明責任を果たしていないよなー
   何でも攻撃されたら、はいはい変えますよ、だ。
   手足として働くこっちの身にもなってみやがれ。

19:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   今北。おまいら三行で説明しろ。

20:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   >>19
   厚労省が自称立派な家を作った。
   雨漏りがするとみのみんたに言われた。
   新しい家を用意すると大臣が発言した。

21:市町村の名無しさん:2008/09/20(土)
   >>19>>20
   で、その家も短期間の突貫工事で傾いているというオチ

22:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   やるやる詐欺のスレがあると聞いてやってきました。

23:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   >>21>>22
   おっと高齢者向けリフォーム業者の悪口はそこまでだ。

   廃止じゃなく、見直しだとよ。実質的にはおなじだろうが。
   一気に、県単位に移行するのかな。
   いずれにせよ、国保は無傷じゃあ済まないだろうな。

24:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   ちょっと疑問点あげてみた。

   (1)年齢で区分けしない
    社保に移行したい人は移れるの?老人保健以前に戻すの?前期の拡大?
    被保険者全員に意思確認の通知を送付するの?お金は?

   (2)天引きを強制しない
    現在、一部施行しているが完全開放になるってこと?
    介護や住民税はどうなるの?

   (3)世代間の反目を助長しない
    健康保険組合が破綻した原因は、後期よりも前期の負担枠を
    広げたためだが、前期にも手を入れるってこと?

25:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   >>24
   熱くなるなや。これも空手形の1つだから。
   総裁選や総選挙後にゆっくり考えればいい。
   悶々としていると疲弊するから今は休め。
   
26:給付担当◆/YLulj2s:2008/09/20(土)
   休めるわけないだろ!
   このグチャグチャの高額療養費どうしてくれるんだ!!

27:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   パッチを即刻適用する広域は負け組。

28:引退した名無しさん:2008/09/20(土)
   逃げ遅れたおまいら涙目。ざまぁwww

29:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   >>28
   うるせー!

30:引退した名無しさん:2008/09/20(土)
   俺様がおまいらの未来を予言してやろう。

   当然のことだが、旧制度と新制度の間にも不公平や矛盾が生ずる。
   安定を望み変化を嫌う高齢者は執拗に自治体を攻撃し、
   地方公務員はその間断ない攻撃にどんどん疲弊をしていく。
   
   一方広域連合は国保を統合し権限を強化するが、
   先鋭化した一部の職員集団がティターンズを結成、
   厚生労働省であっても制御が聞かないほど力を強めていく

31:市町村の名無しさん:2008/09/20(土)
   おいwww

32:広域連合の名無しさん:2008/09/20(土)
   >>30
   ゼータかよ!ww

33:市町村の名無しさん:2008/09/20(土)
   はいはい、ガンダムガンダム。


※上記の記事はフィクションです。実際の各種サイトの投稿記事とは関連ありません。


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 自分がblogというものをはじめたのは平成18年の6月初め。ほぼ2年になる。
 奇しくも健康保険法等の一部を改正する法律(いわゆる医療制度改革法案)が成立した月であり、まさに後期高齢者医療制度の誕生から歩んできたblogといっても過言ではない。
 
 節目というわけではないが、ここで一旦筆を置こうと思う。
 再開するかどうかは分からない。
 
 簡単に言えば、もうblogをやるどころでは無くなるということだ。
 昨年も一時期更新を中断していた時期があるが、これからやってくる災厄はその比ではない。

 はっきり言って正気の沙汰ではない。

 例えて言うなら、竹ヤリで核ミサイルを落とせというようなものだ。

 よく思い起こしていただきたい。

 つい最近「竹ヤリは足りているか?」と聞かれなかっただろうか?
 つい最近、忠誠心を試されるようなことはなかっただろうか?

 そう、戦争はもう始まっているのだ。



 多くの高齢者に窓口での申請行為や複雑な計算などの判断行為を強要するのが社会的に受け入れられるかどうか、

 独居で代理手続きを行うものがいない高齢者が恩恵を受けられないなど新たな不公平を生むものではないか、

 システムが安定稼動していない状態での大軌道修正がどれほどリスクがあるか。

 高齢者にも分かりやすいシンプルな仕組みや制度からどんどん乖離していないか。

 そもそも医療制度改革大綱の理念に反していないか。

 下世話な言い方をすれば「この見直し案」で本当に票や政権が維持できるのか。

 司令部はもはやそういった当たり前の判断すら出来ない状態だ。
 頭の中にはもう市町村やベンダSEを巻き込んでのバンザイ突撃しかない。


 
 自分は既に赤紙を握っている。
 全国の広域連合職員、市町村後期高齢者医療担当課職員、そしてこの制度に携わるベンダSE。皆同じである。
 もう皆、日の目を見ることはないかもしれない。

 既にこの制度の準備で多くの職員やSEが心身を病んで廃人になっている。
 だが、これから起こるデスマーチはその比ではない。
 悲劇の歴史として後世に語り継がれることになるだろう。

 たまたま、この制度に携わっただけなのに。
 何でこんなことになったんだろうね。
 


 恐らく兵士たちが平穏に過ごせるのは、来週1週間だけだ。

 その間、SEをかき集められるだけかき集めて、道連れを増やすか、
 司令部に反意の要望書や意見書を叩きつけ、クーデターを起こすか、
 それとも全てあきらめて、たまった振替休日を消化し、普段会話もなかった家族とのんびり穏やかに過ごすか。

 戦地に赴くまでの残り少ない時間、せめて悔いの無いように過ごしてほしい。



 では、生きていたらまた会いましょう。(多分死ぬ前に民間に転職するけど)



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タグリスト: 後期高齢者医療制度, blog, 厚生労働省,
 いいかげん、某省への皮肉記事を書くのにも飽きてきたので、ためになる記事をかこうと思う。

 昨今、後期高齢者医療の被保険者証の未着問題が話題になっている。

 ニュース記事等によれば、被保険者証の未着件数は6万件あまり。全後期高齢者の約0.5%程度と思われる。
 この数字が多いか少ないかは意見が分かれるだろうが、届いていない人がいることは事実である。

 この未着件数の割合は、各広域や市町村によって大きく開きがある。
 後期高齢者医療SNS内の投稿によれば、同等の規模の市で、件数に数十倍もの違いが出た事例もある。

 明暗を分けた要因は、被保険者証の引渡し方法だ。

 普通郵便で郵送した市町村は未着件数が非常に少なく、
 転送不要の配達記録郵便で郵送した市町村は未着件数が非常に多い。

 郵便受け投げ込みの普通郵便と違い、配達記録郵便は対面で受領の確認を行なわなければ郵便物を送達しない。
 日本郵便の配達員が訪ねてきたときに留守で、投げ込んだ不在連絡票に気づかなかった(あるいは不在連絡票の字が小さくて読めなかった)ケースもあるだろうし、長期入院で家に誰もいないケースもある。
 あるいは、被保険者が住民票を動かさずにケアハウスに入所しており、郵便物の転送だけ日本郵便に届出しているようなケースがあれば、(郵便物が転送不要であるため)そもそも住民票上の住所にすら配達されない可能性が高い。

 じゃあ、転送可能な普通郵便で発送すれば良かったのかというと、必ずしもそうとはいえない。

 本人が引越し後に別の人が住んでいたとしても、表札なし等で部屋番号だけ分かるような場合には、日本郵便の配達員は郵便物を投げ込んでいくだろう。
 そうしたケースは届いたといえるかどうか甚だ疑問であるが、未着件数の中に含まれていない。
 そもそも個人情報保護の面でよろしくないし、下手をすれば被保険者証を悪用されかねない。

 またいくら転送可能で本人に到達するといっても、日本郵便の転送可能期間を過ぎれば、ある日突然届かなくなってしまうわけである。
 広域連合や市町村が、どこへ転送されるのか把握していない状態で被保険者証を送ってよいのか?という話もある。

 一方で配達記録郵便であれば、本人や家族に確実に送達できるし、住民登録地に居住実態がなければ、そのことも把握できる。
 少なくとも本人の知らないところに被保険者証が放置されたり、赤の他人に渡ってしまう心配も無い。
 郵送未着の問い合わせについても、配達記録の引き受け番号から日本郵便のホームページから配達状況を調査し、対応することが可能である。

 とはいえ、手放しで配達記録郵便を推奨するわけでもない。

 確実さと引き換えのコストは馬鹿にならない金額だ。

 配達記録郵便の基本加算料金は210円、頑張って日本郵便の提示する条件をクリアし最大の割引を受けたとしても160円の加算である。
 例えば被保険者が30万人いる広域では、配達記録だけで約5,000万円もの税金を余分に投入していることになる。
 
 また普通郵便に比べ配達に時間がかかることも大きなデメリットである。
 普通郵便であれば1日あれば十分配りきれるところ、配達記録の場合は数週間かかることもあり得る。

 実はこれは日本郵便各支店の能力に大きく左右される。
 同じ人口比や人口密度であっても、明らかに各支店によって配達能力に差が出るのだが、まあこれは余談である。

 話を元に戻そう。

 要するに、普通郵便、配達記録、それぞれメリット、デメリットがあるということだ。

 配達記録で行った場合、最初こそ未着が目立つが、そうしたケースを一つずつ潰していけば、最終的には被保険者の確実な所在把握や送達が可能となる確固たるインフラを入手することができる。
 一方で普通郵便の場合、後ほどイレギュラーケースへの対応に悩まされる爆弾を抱えることとなるが、少なくとも制度開始直後の一番混迷を極めやすい時期を容易に乗り切ることができ、労力を分散することができるわけである。

 重要なのは、今回浮き彫りになった問題にどう対処していくかだ。

 若年者の国民健康保険が届出を基本とした居住実態主義であることと異なり、老人医療は平成14年の改正から伝統的に公簿至上主義である。
 高齢者の特性に配慮し、届出や申請を必要最小限とし、公簿確認により届出を省略して職権でほとんどの事を進めることができる制度設計は、後期高齢者医療(長寿医療)の大きなメリットであるし、この部分についてはもっと評価されるべきだ。
 これを考えた官僚殿には最大限の賛辞を送りたい。

 だが残念ながら、必ずしも高齢者の生活実態は公簿どおりになっていないわけだ。

 大体老人全員に配達記録郵便でモノを送付するなどというのは、未曾有の試みである。
 全ての後期高齢者が広域連合で管理する公簿どおりに居住していれば未着など無いわけで(被保険者証が届いているにもかかわらず「届いていない」と主張する認知証の後期高齢者はいるかもしれないが)、
 
 真の命題は公簿に基づく後期高齢者への(届出不要という)高いサービスを継続して維持するために、公簿とのズレの部分、
 とりわけそのズレの部分は、住民票の届出怠慢という単純なものではなく、長期入院やケアハウス入所といった高齢者特有の問題であるわけなのだが、

 まさにこのズレを部分を今後どうカバーしていくか。

 それこそが、真の問題である。
 そしてこれは定性的な命題である。件数など意味が無い。

 クソ忙しい時期に週2回も集計を取って解決する問題ではないし、ましてや運転免許証うんぬんを持ち出して公的保険のルールをぶち壊して、解決する問題でもない。
 (大体未着で市町村をたきつける前に、資格がある人がどのようなシーンでも被保険者証の交付を円滑に受けられるようなシステム設計をすべきであろう)

 何度でも言う。
 郵送方法がどうとか、未着件数がどうとか、そんなのは空騒ぎの馬鹿騒ぎで、どうでも良い。



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