公務員叩きに物申す!-現職公務員の妄言 システム運用保守に、後期高齢者医療制度に、公務員叩き批判に、行政改革に、福祉行政に、ITに、WEB2.0に、SNS管理に、VBに、Scriptに、情報セキュリティに、IPネットワークに、SEOに、ほんの少し家族サービスなブログ。

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 実際、筆者が端末に触れたわけではなく、SNS会員の書き込みからの勝手な邪推であると前置きするが、断片的な噂話だけでもそう確信できるのだ。

 まず資格管理の画面展開に世帯という概念がない。

 国保や老人保健の事務が、常に世帯単位で状況を把握しながら行わなければならないことは言うまでもないが、
 それ故に、市町村の国保や老健システムは、世帯→個人という単位で画面が展開するものが多い。
 たとえ検索画面からダイレクトに個人画面が展開する仕様であっても、容易に同一世帯員に遷移できる工夫がなされているのが普通だ。

 これは後期高齢者医療制度においても同様であるが、ver1.0にはそうした工夫が一切ない。
 世帯単位の画面は存在せず、個人画面が展開後、他の同一世帯員を表示させるためには、最初から検索を行わなければならない。

 ならば、世帯番号で検索すれば…ということなるが、展開後の個人画面ではTABキーによる移動では世帯番号欄にカーソルがいかないうえ、右クリックも利かないため、操作する職員は、以下のような操作を頻繁に強いられることになる。

1.検索画面から個人画面を展開
2.個人画面にてマウス操作で世帯番号をドラッグ→ctrl+Cでコピー
3.検索画面に戻る
4.世帯番号をctrl+Vでペースト
5.他の同一世帯員の個人画面を展開

 マウスとキーボードを交互に操作しなければならないわけで(以下省略)。
 あと、マウスを操作しにくい障害を持った人とか、アクセシビリティ面でも(以下省略)。

 更に言えば、個人単位の検索にも難がある。
 前々から口を酸っぱくして訴えているが、フリガナに関する諸問題を放置し、統一基準や規格を作成することを避けているためだ。

 フリガナは住所地特例対象者の名寄せでも大きな問題となっているが、むしろ台帳に登録された後の方がはるかに大きな障害となりうる。
 現実問題、「ジョン スミス」をフリガナのみで確実に検索するためには、以下の4通りを試さなければいけない。

1.ジョン スミス(濁音1文字、拗音小文字)
2.ジヨン スミス(濁音1文字、拗音大文字)
3.シ゛ョン スミス(濁音2文字、拗音小文字)
4.シ゛ヨン スミス(濁音2文字、拗音大文字)

 仮に生年月日と組み合わせて、ワイルドカード等の正規表現検索が可能としても(しかしながら、これは住基ネットで散々批判を浴びたことを忘れてはならない)、1文字目が濁音であれば2通り試さなければいけない。
 暴論を言えば、検索に2倍の時間がかかる=人件費2倍である。

 こんな状態でまともな事務が(以下省略)
 ていうか、検索時に「゛」を入力しなければならないインターフェースって(以下省略)

 真面目な話、各広域はこうしたフリガナの乱れや揺らぎを防ぐための対策を講じた方が良いだろう。

 そんなに難しい話ではない。
 市町村から提供のあった各種データにSQLをかけて、濁音2文字を1文字に、拗音や促音の小文字を大文字に置換するだけである。(あとはズとヅ、ヂとジ、オとヲなどの揺らぎをどう考えるか)
 どこかのベンダが他に先んじてそういうモジュールを作れば、確実に全国の広域に売れるだろう(と煽っておく)。何しろ人件費2倍を防止できるのだから。

 まあ、辛らつなことをいろいろ書いたが、ver1.0はα版という理解で、正式版では改良されていることを期待する。
 気になる木さんは、現場の意見に真摯に耳を傾け、こうした細かい部分にも配慮していただきたいものである。

 後期高齢者医療制度開始まであと211日!
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 そもそも名前のふりがなって(ある地方公務員電算担当のナヤミ)
 名前のふりがなって難しいのです(ある地方公務員電算担当のナヤミ)

 alittlethingさんがフリガナについて明晰に語られているので、それに便乗。

 【ウェブ魚拓】年金氏名 自動読み仮名ソフト導入 入力ミス誘発、システム欠陥(Sankei WEB)

 alittlethingさんのブログでも引用されている上記の記事では、まるでフリガナが不正確なのがいけないような物言いだが、それは筋違いである。
 実際、自治体の管理するフリガナはかなり不正確(?)であるわけだが、それ自体が何か問題があるわけではない。

 何がいいたいかというと、自治体はそれぞれ独自の基準でフリガナを保有しているということなのだ。

 例えば「加持 リョウジ」という氏名のフリガナは、自治体によって「カジ リョウジ」だったり「カシ リョウシ」だったり「カジ リヨウジ」だったり「カシ リヨウシ」だったりする。
 「渚 カヲル」「ナギサ カヲル」だったり「ナギサ カオル」だったり「ナキサ カヲル」だったり「ナキサ カオル」だったりする。
 「ヅ」「ズ」「ヂ」「ジ」を区別しない(置き換えている)自治体もある。

 これらは検索時のマッチ率向上、ゆらぎ防止のために(要するに事務効率向上のために)自治体が独自にフリガナを加工しているもので、その仕様は自治体ごとにまちまちである。

 住基ネットの際にフリガナの統一基準が作られたのかと思ったが、どうやらそうではなく、各自治体がこバラバラの基準のフリガナを勝手に住基ネットに登録しているらしい。
 住基ネット批評で有名なほら貝では、住基ネットの過剰な検索機能を批判しているが、こうした仕様が導入された背景には、フリガナの統一性の無さが無縁ではないのかもしれない。

 外国人登録の方は更にバリエーション豊かとなる。

 数が少ないからという理由でフリガナを保有しなかったり、冒頭1文字しかフリガナを保有しない自治体が存在する。これは、事務に必須でない情報は保有しないという、個人情報保護の原則に叶っている。
 漢字圏以外はアルファベットで保有している市町村もある。検索の速さや正確性という観点からすれば、アルファベット表記の氏名に無理にカタカナの読みをつけるよりもはるかに合理的である。

 フリガナは、各自治体が検索のために(言い換えれば事務効率の向上のために)任意で保有しているものである。
 逆に言えば、住民票の写しや外国人登録済証明書が迅速に交付できるなら、フリガナなどなくても構わないし、デタラメでも良いのである。

 問題なのは、統一基準がないものをベースに突合や名寄せを行おうという手法にある。
 そういえばどこかのシステムも、住所地特例の名寄せを「カナ氏名」「生年月日」「性別」の3点マッチでやろうとしているようだが(以下自粛)
 ましてやデタラメの可能性が非常に高いものを公的な被保険者証(以下自粛)



 そもそも正しいフリガナとは何であろうか?
 統一基準がないものについて、正しいとか不正確とか言う事自体がナンセンスであるとも思うが、「俺のフリガナは○○だ!」と本人が自己申告したものを正しいと仮定することは可能であろう。

 実は、全員ではないが、本人申告のフリガナ情報を(日本人外国人の区別無く)老人保健担当課は必ず保有している。
 セットアップ時に広域に提供する老人保健情報ファイルの項目を1つずつ見ていけば、必ずそれは見つかるはずである。

 もちろん、それを氏名や通称名のカナとしてセットして良いか否かはまた別問題である。



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 住基情報を広域に提供するために、自治体の保有する住基システムから、指定されたインターフェースへの、レコード項目やコードの「あわせ」作業が発生するわけだが、全国的にこの作業労力を軽減する裏技を提案。

 一部の例外を除き、ほとんどの自治体は住基ネットに接続し、異動データを市町村独自の住基システムから提供している。

 当然、そこには「市町村システム→住基ネット」の変換規則が構築済みであるわけだが、
 ならば「住基ネット→広域」のレコード項目指定やコード変換の規則を作ってしまえば、自動的に「市町村システム→広域」が導き出されるのではないか?

 そして、それは全国共通で使えないか?

 もちろん、そのまま問題なく使えるわけでは無かろうが、とりあえずの叩き台とするのには十分であろう。

 どこかのベンダがやらないかな?
 それとも、もうやっているのかな?
 


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 最近住基ネット訴訟関連の話で騒がしい。

 1.高裁初の違憲判決が出た。
 2.違憲判決を出した当該裁判官が謎の自殺(?)を遂げた。
 3.箕面市において、市長が住基ネット訴訟における上告を断念した。
 4.判決命令を実行するために必要なシステム改修経費が最大3,500万円と報じられた。

 確かに短期間でこれだけ事件が起これば、話題には事欠かない。
 
 1~3についてはこのblogで取り扱うべきでない要素が含まれているため言及は避けるが、4に対するネット上の反応には正直辟易した。
 blogなどで有象無象の「素人システムアナリスト」が「どう考えても3,500万円は高すぎだろ」といった批評をしているわけだが、「どう考えても」の部分に感覚論以外のどういう合理的判断や根拠があるか小一時間問い詰めてみたいものである。
 中には「1人で3,500万円だから4人なら1億4,000万だ」というトンチンカンな主張まで出てくる始末だ。
 そもそも3,500万円はリスク要素(と利ざや)を含めた概算の最大見積もりであろうから、適正か否かを論ずる以前の話であろう。
 そこまでは高くないとしても、履歴も含めてネットワークと連携した住基システムのデータにつき、整合性を保ちながら単独でネットワーク側のみ削除し、かつ今後も不具合が発生しないようにするのは、確かに一筋縄では行きそうにない。
 一方で市町村住基データと住基ネットデータ、両方同時に削除するのは造作も無いことであるから、「システム改修をしないのなら今後全て手管理になる」というのはそういうことなのだろう。
 (ところで箕面市は住登外を全て手管理しているのか?)

 もちろん、後期高齢者医療制度も対岸の火事では済まされない。

 後期高齢者医療制度も広域単位で個人情報を集約し、オンラインで一元管理するシステムだ。
 しかも中を流れる個人情報の重要度は「たかだか基本4情報」の住基ネットの非ではない。
 そして、たとえLGWANもしくは同等のセキュリティの回線を利用するといえど、住基ネットよりセキュリティ面で劣ることは否めない。

 誰しもこういう不安を感じずにはいられないであろう。
 果たして大丈夫なのであろうか?


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3.標準システム概要

3.2.1 資格管理業務機能概要
 誰もが思うことであろうが、被保険者証の即時交付をどうやって実現するかが全く見えてこない。
 広域外転入時に交付される証は、仮の証ではない。その証拠に、未定稿7日版ではここに「仮証」の記述があったが、14日版以降ではその記述が消えている。紛れも無い、本物の証ということである。

 「広域連合による資格確認・被保険者証の交付決定をもとに、市町村において、窓口端末より登録した内容にて、即時に、被保険者証の引渡しを行う」

 この記述から見るに「市町村端末のオンラインで広域連合側のサーバにデータを転送し、その処理結果を元に証交付」というような雰囲気である。
 しかし、市町村からの住基や税情報の転送は5.3.1で日時と指定している。

 あるいは窓口サーバにいろいろ重めのアプリやDBがあって、そこでの処理を広域での交付決定と見なし、日時でその結果を広域に集約するのであろうか?
 しかし4.2.4や4.3.2を見る限り、窓口サーバにはDBもテープバックアップも無い。中身はスカスカに見える。

 「窓口端末より登録した内容にて」というのがクセモノだ。まさか職員にオンラインで氏名から住所情報から全て入力させるつもりか?
 住民課で転出証明書と転入届から住基システムにオンラインでポチポチ入力し、その職員がそのまま書類を持って国保課に走っていって別端末で全く同じ情報をポチポチ入力しろというのであろうか?
 それとも住基システムにオンラインで入力し終えた後、住民課職員がフロッピーディスクを持って窓口サーバまで走るのであろうか?

 とにかく不明瞭であり、本当に証交付が実現できるかどうか疑問だ。あるいは実現できたとしても窓口で多大な労力を強いられることになるやもしれない。
 もし貴方の市において、住基システムと老健システムのオンライン連携が取れているのであれば、証の作成は市町村システムで独自に行うことを前提に設計を進めていくほうが良いかもしれない。

 他にもいろいろあるが割愛。取りあえず証を出せないと話にならない。

3.2.2 賦課業務機能概要
3.2.3 収納業務機能概要
 一番不安であるのは収納と賦課の連携部分、特に広域内転居が絡む場合である。収納情報が広域に反映されるタイムラグの間に転居をした場合等、うまく処理されるのかどうか疑問だ。対応できないから市町村同士が考えてシステム組んでくれ、という話にならなければ良いが。
(そもそも賦課と収納を切り離すこと自体にかなり無理があるのだが、いたし方あるまい)

 特別徴収については、現行、介護では年金保険者から受給額は通知されない。どうやって市町村で1/2判定を超過するか否かの判定をするのであろうか?
 今後年金保険者が受給額を市町村に通知するようになるのであろうか? その場合の個人情報の取扱(本人の同意等)は大丈夫なのであろうか? 

3.2.4 給付業務機能概要
 広域内転居で医療機関が旧証で請求した場合、全て返戻処理となるようでは広域化の意味が無い。自動修正されるような仕組みが求められる。
 給付確認については是非、労力が削減できるような仕組みにしていただきたい。(再審査の大半は診療内容ではなく請求内容に問題があるものが大半であり、こんなものは人の手を煩わすまでもなく、ロジカルチェックで全てはじくべきである)
 療養費については、件数が多い都市の事情も勘案し、オンライン入力だけでなくデータインポート(ならびにエラーつぶし)の機能を設けるべきである。とりわけ、制度上はともかく受領委任行為が常態化している柔道整復や鍼灸マッサージの請求書については、直接広域でインポート処理できるような仕組みにした方が効率的であろう。

3.3 業務帳票一覧
 逐一はチェックしていないが、3.3.4の32「老人保健保険者別医療費給付額通知」が目に付いた。
 現行制度では保険者との拠出金の調整に用いる書類であるが、いったい何を想定した帳票なのであろうか?

3.4 外字処理の方式について
 残存外字の報告用インターフェースや同定処理が不明瞭であるから評価できない部分が多いが、統一文字コードへの変換自体は「市町村住基システム→住基ネット」で用いている変換の仕組みをそのまま流用できれば話は早い。
 業者が違う等、プログラム著作権等の問題が絡んでくると厄介だ。
 外字フォントの関係で、端末はWebシステムでありながらも専用端末とせざるを得ない。他システムとの流用には難が生ずる。

(続く)


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