公務員叩きに物申す!−現職公務員の妄言 システム運用保守に、後期高齢者医療制度に、公務員叩き批判に、行政改革に、福祉行政に、ITに、WEB2.0に、SNS管理に、VBに、Scriptに、情報セキュリティに、IPネットワークに、SEOに、ほんの少し家族サービスなブログ。

後期高齢者医療制度SNS

 

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GW明けは2重の意味でウイルスに警戒である。

まず、ポリシーに違反して個人のPCやリムーバルメディアが利用されている場合、
GW中は自宅に持ち帰り、感染した状態で庁内(社内)LANに再接続される可能性があるわけである。

そしてもう1つは、今世間をにぎわせている豚インフルエンザ。
これを悪用したスパムやフィッシングが発生する可能性があるのだ。

豚インフルエンザの流行を悪用するスパムが出現--セキュリティ専門家が警告(CNETjapan)

上記の記事はアメリカの話だが、当然日本でも同様の事態が考えられる。
しかも、国内ではじめての感染者が確認され、タイミングとしては最高である。

役所(の委託業者)を語り、

「新型インフルエンザにかかる調査です。住所氏名TELを記入の上、以下の設問に答えてください」
「希望者に特別料金で検査を実施しています。以下にクレジットカードの番号を…」

などというメールがばらまかれるのは十分考えられることだ。

「こちらは○○市役所です。希望者に新型インフルエンザの検査を実施していますので、今すぐコンビニのATMに…」
なんて電話もかかってくるかもしれない。

連中もよく勉強している。
後期高齢のときは、それこそ何らかの通知を送るたびに、それに乗じた振り込め詐欺が発生したものだ。

困ったものである。


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SNS会員の方々の異動を見ていると、

「広域連合」→「市町村後期高齢担当」

というのはまあ、順当だが、

「広域連合」→「市町村電算担当」
「市町村後期高齢担当」→「市町村電算担当」

という異動が実に多いのには驚きを禁じえない。

思えば、広域連合の業務は調整の連続である。
案外、電算担当との共通性が多いのかもしれないし、

あるいは、国保の広域化や介護との統合、
レセプトオンライン、社会保障カード、住基外録の統合、

こうした動きを見据えた人事なのかもしれない。

あるいは単純に、
「標準システム相手にしていたのなら、どんな無茶なプロジェクトでも、ありえない仕様変更でも、想像を絶する障害が起きても、大丈夫だろ」
と思われているだけかもしれない(爆)

というわけで、

てっきり異動がないと思って、ブログ記事まで書いてしまったお間抜けさんが、
ひょんなことから電算担当になってしまったので、
ブログタイトルを思いっきりそれらしく変えてみます!








ウソです!!

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先日、某所でSNS会員の方々の「卒業式」を行った。

早いもので、平成18年の夏から広域連合の立ち上げに携わった、いわばSNS一期生はもう3年目だ。
そろそろ世代交代の時期である。

初期のころ、ブログにコメントを書いていただいた方、
メールフォームから意見を投稿していただいた方、
資料と情報集めに奔走していただいた方、
SNS内に積極的に投稿し、大いに盛り上げていただいた方、

ヴァーチャルのつながりから始まった関係が、
いまや顔を突き合わせて、ブログ論や電算担当者論で時の経つのも忘れて語り合うほどになっている。

通常の生活をしていれば、近隣の役所の職員ですら知り合う機会はほとんどなかろうが、
幸か不幸か、この後期高齢者医療制度に携わったために、自分は非常に多くの、遠方の友人を得ることとなった。
とても不可思議な事である。

思い返せば、長かったのか短かったのか。

一年目は闇の中を手探りで進むようであった。
情報が枯渇し、五里霧中の中でわずかながらの明かりを灯そうと右往左往した。

二年目は檻の中で鎖につながれているようであった。
為さねばならぬことが山積していき、それを解く手がかりは全く与えられず、時間のみが悪戯に過ぎていった。

三年目は多くは語るまい。
制度開始に間に合わせるために奔走した先駆者たちは、泥棒や人殺し呼ばわりされ、全国で多くの担当者が心の病で舞台から去った。

毎日のように何か攻撃ネタはないかと、ニヤニヤうすら笑いを浮かべながら周囲を徘徊していた連中は、忘れたくても忘れられないが、
我々を散々なぶりものにしてくれた彼らが、いまや経済的に危機的状況らしい。

詳細については割愛するが、
公務員や医者や、その他顧客となりうる様々な業界を(一部捏造ややらせも織り交ぜて)散々たたき続ければ、購買層がいなくなるのは当たり前であるし、
日本はダメだ最悪だ、といい続ければ、景気が悪くなって企業が落とす広告費が減るのも目に見えている。
そして時代の変革から目を背け、「若者の活字離れが悪い」と自らの企業努力を放棄していれば、滅び行くのは中学生でも分かる話である。

噂によれば、今年の夏ぐらいに、まず変(この部分自粛)らしい。
まさに自業自得、溜飲が下がる思いではあるが、
彼らの凋落は旧世代、古い価値観の終焉を象徴するものであろう。

ある意味、後期高齢者医療制度には旧世代の矛盾が集約され、限界を露呈したともいえるが、
その屋代骨、インフラ部分を整備し支えてきたのはSNS会員の多くを占める団塊ジュニアの世代である。

受験戦争や能力主義を強いられ、雇用確保の犠牲となり、価値観は完膚なきまでに破壊否定され、そして福祉という名のもとに搾取され続け、
団塊世代とその上の世代から、凄惨なまでに虐待されつづけられている(現在進行形)我々、団塊ジュニアの世代である。

悲観しているわけではない。むしろ逆。
お気楽、無責任、右肩上がりの社会を安穏と謳歌してきた脆弱な世代とは、根本的に鍛え方がちがうのである。

この制度に関わってしまったがために、我々はボコボコにされたが、
そんなのものは慣れっこである。
我々の世代は生きながらに皆ボコボコであり、雑草のような生命力、うたれづよさを持っている。

しかも彼らは、各市町村の代表として、地方公共団体の立ち上げという、
一般人はおろか公務員であってもほとんど携わる機会のない偉業を成し遂げた面々である。

故郷に帰った後もその貴重な経験を活かし、どんな苦境も乗り越え、将来要職に付き、
いずれまた行政の大きな変革時に、より大きな表舞台で再びめぐり合うであろう事を確信する。

この縁、まさに値千金―
後期高齢者医療制度を卒業する彼らの前途に幸あらんことを。



さて、自分の卒業はいつかとなげき、団塊世代の上司に小突かれながら、黙々と書類の作成に勤しむのである。


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タグリスト: 後期高齢者医療制度, 広域連合, SNS,
 後期高齢者医療制度に関する事務処理ミスや開発ミスが後を絶たない。

“誤って天引き” 2万4000人 28道府県(47NEWS)(魚拓)
後期高齢者医療制度:高額療養費の返還中止 算定ミス続出で(毎日.jp)

 舛添大臣は記者会見でこれらをケアレスミスと評したらしいが、もし本気でそう思っているであればもはや救いようがない。

 これらは決して単なるケアレスミスではない。
 起きて当たり前。構造的な問題、欠陥である。


 思い起こして欲しいが、よく似た仕組みの介護保険が導入された際、これほどまでにミスが多発したであろうか?
 そして介護保険導入当時に比べ、自治体職員や委託業者の質が格段に下がったのであろうか?
 もちろんそんなことはない。

 介護保険と後期高齢者医療制度の大きな違いはただ1つ、準備期間だけである。

 介護保険は法律制定(平成9年12月)から施行(平成12年4月)まで2年4か月の準備期間があり、しかも保険料徴収については更に6か月間の猶予があった。

 対して後期高齢者医療制度は法律制定(平成18年6月)から施行(平成20年4月)まで1年10か月と介護保険より準備期間が半年短く、広域連合の立ち上げとインフラ整備という余分な仕事があり、かつ(全員ではないが)制度開始直後から保険料徴収を行なわなければならない。
 その差は明白である。

 なおかつ、介護保険の場合は(要介護認定等一部の部分を除き)電算システムを各自治体で個別に開発している。つまり当初から各自治体の個別事情にあわせたシステムを作成できた。

 ところが、後期高齢者医療制度はご存知のとおり主要な電算システム(標準システム)を国が国保中央会に委託して一括開発している。
 この手法が必ずしも悪いとは言わないが、成果物はお世辞にも各自治体の個別事情に柔軟に対応できているとは言えず(特に政令市には全く対応していない)、各広域連合や市町村は「足りない部分」を独自開発する必要がある。
 しかも、標準システムの根幹仕様は公開されていない。
 各広域や自治体は「足りない部分の開発」のために、ブラックボックスの標準システムをリバースエンジニアリングしたり、開発元に粘り強く交渉して仕様を聞きださなければならない。
 つまりもともと、システム開発に非常に時間がかかる構造になっているのだ。
 (加えて、「足りない部分の開発」を一度済ませば終わりではなく、標準システムの仕様変更がある都度、検証作業や仕様変更を強いられる。そして標準システムの仕様変更はまだ当分なくならない)

 そして、平成20年4月からの無茶苦茶な軌道修正、プレスリリースから広報を済ませて施行まで2〜3か月という無茶苦茶な開発が乱発されたのは、皆さんが良くご存知のとおりである。

 読者の方々には釈迦に説法かもしれないが、準備期間が短いと開発現場に深刻な悪影響が出る。

 どんなに発破をかけても、人が考える時間やプログラムを打ち込む時間というのは早くならない。
 良くないと分かりつつも、本来必要である他の時間を徐々に削っていかざるを得なくなる。
 いわゆるデスマーチである。

 まず最初に無くなるのは担当者の余暇時間である。
 土日祭日出勤、毎日午前2時まで労働、1週間に1度帰宅できれば良いほうといった生活が常態化する。
 もちろん、こんな状態が良いはずも無い。
 心身の疲労から作業効率が落ち、ケアレスミスが誘発されやすくなる。

 次に無くなるのはドキュメントである。
 成果物の検収文書やQA、障害発生時の処理表、そうしたものが「時間が無いから電話で済ませて、文書は後で作成しましょう」ということになる。
 ユーザ向けのマニュアルなどは真っ先に犠牲になり、国開発の標準システムにおいても「モノは送られてきたけれども、マニュアルが無いぞ。どうすればいいんだ?」ということがあったのは記憶に新しい。
 山場での一時的な応急処置であればまだしも、そうした状態が長期間続けばプロジェクト管理に深刻な影響が出るのは言うまでもない。
 これにより、開発漏れやリリース漏れ、処理漏れといったミスが多発するようになるし、マニュアルの整備が遅れれば現場運用での入力ミスが多発する。

 それでも時間が足りないとなれば、検証やテストのための時間が削られる。
 もう納期に間に合わせて実装するのが最優先で、品質は二の次となる。
 典型的なのは、開発方が大ポカをやらかした後のパッチプログラム(例えば誤って更新されたDBを復旧するためのSQL)で、これはもう半分以上の確率で間違っていると思ってよい。
 必要なテストが簡略化あるいは全く行なわれていないのだから、ミスが激増するのは当たり前だ。

 そして末期になると、セキュリティに関する運用にモラルハザードが生ずる。
 操作手順の短縮のために大きなバックドアを開けたり、必要な暗号化が施されなくなったりするわけだ。
 恐ろしいことだが、個人情報が暗号化もされず、平文のままでインターネットを経由してEメール送信などということも平然と行なわれるようになる。
 この段階になればもはや単なる事務処理ミスでは済まされない。
 リスクが顕在化すれば、それは国家や地方自治体全体の大きな信用失墜となる。

 自分は先日このブログ上で、読者の一定量を占めるであろうIT企業社員向けにあるアンケートを行なった。
 この結果やコメントは、こうした後期高齢者医療制度のシステム開発現場の問題点を率直に反映しているといえるだろう。

 【アンケート】国(から委託を受けた社団法人)が後期高齢者医療制度の後継制度の「標準システム」開発業者を募集しており、貴方の会社に参加資格があり、貴方がその決定権を持っているとします。入札しますか?
 上記アンケートのコメント

 大臣はなにかとこの制度についてバスに喩えているが、
 現在の後期高齢者医療制度は、準備不足のため整備不良でしかも無茶なルート変更のため法定速度をはるかに超えたスピードで走ることを強いられるバスである。
 そしてそんなバスが1800台以上もいれば、事故が起きて当たり前、むしろ起きないのが幸運だったと思わなければならない。
 それを大臣は「運転手が下手クソなんだ」といって、全く問題点を認識しようとしないのである。

 制度の良し悪し、つまり乗り心地や快適性云々以前に、こんな危険なバスに乗りたいと思う高齢者がいるはずもない。

 自分は過去の記事で、確定賦課や高額療養費に関するミスの多発を予言したが、残念ながらそれは現実のものとなった。
 そして悲しいかな、1月から施行される新たな負担見直しについても、ミスとは無縁ではいられないだろう。
 自分の激しい思い込みだが「高額介護合算療養費」は一度も支給されないまま制度が終了すると思えてならない。

 この予想は是非とも外れて欲しいと祈っているが、そのためにはまず制度ではなく、大臣の頭の中を改革する必要があるだろう。


【追記】
 まあ十分予想できていたことだが、世間一般の受け止め方はこのような感じである。↓

 後期高齢者医療制度 最大625万人の天引き開始(ハズレ社会人)
 またもやミスかよ!厚生労働省1万8000人から医療保険料誤徴収(充電式ぶろぐ)

 つくづく、モチベーションを保つのが困難な業務だ。


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タグリスト: 後期高齢者医療制度, 厚生労働省, 舛添要一,
平成20年9月26日大臣記者会見(厚生労働省)


(記者)
 後期高齢者医療制度の関係ですが、大臣が改革したいというお気持ちはよく分かるのですが、なぜ福田内閣ではそのような改革という見直しができなかったのか、柔軟性がなかったのかについてお聞かせいただけますか。

(大臣)
 それは、福田内閣の下で、法律があり、これは実施するというのが行政の仕事ですからそれをやっていく。(中略)しかし、今申し上げたように、大きな国民の不満が残っているような制度はやはり改善しないといけないです。その良いチャンスですから、政権が変わりますから。そういうことで私は決断をしたということです。



平成20年9月30日大臣記者会見(厚生労働省)


(記者)
 先ほどの県民健康保険と言うお考え方なのですが、それは大臣の私案なのか、それとも役所が今後目指す新しい制度の案なのでしょうか。

(大臣)
 それは大臣の私案です。私の政治的リーダシップで行って、私の責任で行っているということです。(中略)役所は関係ありません。役所は大臣がこうしてこれをやるからやれと言ったら、それにしたがって動くのが役人の仕事でしょ。(中略)だから、大臣の案か役所の案か。役所の案はありません、大臣の案以外はない。それがまともな民主主義だと思います。



「トップ変わっても、変えてはいけないものがある」―舛添厚労相(キャリアブレインニュース)


厚労相は次のように答えた。
 「政権交代があろうと、『こういう形』と決めたものは継続してもらわないといけない。(中略)逆に言うと、トップがどう変わろうと、国民の命を守るためには、役人は駄目な大臣が来たら体を張ってでも対抗するような心意気もないといけない。その側面を出していくのも厚労省改革だと思う。(以下略)」



 えーと、もはや何をいっているか分かりませんが、

 とりあえず、

 小泉内閣(川崎大臣)のときに「こういう形と決めたもの」を「俺の案が民主主義だ!」と叫んでころころ変えようとしている「駄目な大臣」のどうしようもない口を、厚労官僚が体を張ってふさぐのが、国民の命を守ることに直結する。

 と解釈すれば意味が通じるような気がしてきました。


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